うり×ポリ日記(仮)

うりくらげの新しいブログ

TRUTH OF PEASE 光と闇の歴史3

「あ、リリーさん」
エルレイドの視線の先には、たった今戻ってきたポリゴン2、リリーの姿があった。
「あ〜ったく…疲れた」
リリーはそう言うとその場で倒れこみ、そのまま寝てしまった。
「リリーさんまたこんなところで寝て…。しょうがないな…」
リリーが寝てしまうと、人が起こそうとしても絶対に起きない。自分で起きるのを待つしかないので、エルレイドは仕方なくリリーを家まで運ぼうとした。
「重っ…」
「あ、レム!そんなのほっといてミツ狩りに行かない?」
名前を呼ばれて振り返ったエルレイド、レムの後ろにいたのは、いつも全ての元凶となるポリゴンZ、ルリィだった。
「ルリィさん…、いい加減リリーさんで遊ぶのやめてください」
「え?何でー?」
「何でって…それはリリーさんだってまだ逃亡生活の疲れが取れてないんでしょうし、ルリィさんも…」
「そんなことよりミツー!…もう待ってられないから行くね!」
「あっ…ちょっと!」
レムはため息をつくと、作業を再開した。
(…改造であそこまで性格変わるものなのかな…?前はもっと大人っぽい人だったのに…。
…そう言えば姉さんまだ帰ってきてないな…)
レムは戦争に駆り出された姉、サラのことを思っていた。
(ロゼさんは帰ってきたのかな?今度会いに行こう)
レムは前から嫌な予感がしていたが、そんな様子を人前では見せていなかった。最悪の状況を少しでも考えたくなかったが、レムはサラのチームメイトであるロゼに真相を聞くことにし、リリーを運び終わると自分の家に帰ろうとした…が
「……?」
レムは妙な違和感を感じた。これから何かが起きるような…
「…気のせい…か」
エスパーの勘を無視し、レムは歩き始めた。本当に歴史が動き始めているとは知らずに…


あとがき。
久々のTPです。お待たせしてすみませんorz
ストーリー訳わからないし…何これ
次回から急展開!?…かも(え