うり×ポリ日記(仮)

うりくらげの新しいブログ

小説版「ポケダン“ブロッサム”」5話

昨日も歩行グラまとめてました

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ブロッサムではここからさらに装備品をですね、昨日も話したけど。

具体的にはケーシィに白衣着せたりルカリオを盲目にしたりエテボースにゴーグルとかクチートアホ毛とか((

 

追記

これらの素材のURL見つけたよ!8月13日辺りの記事のコメにあった。

http://www1.axfc.net/uploader/S/so/102812

たださっき行ってみたら無かったんだよな…。期限切れか…

 

コメ返

>アクリロ

重いかな?

3ね~…一番最初に考えてたけど執筆が止まってしまったやつ。

まあ頑張るわ。

 

 

 

 

では本編フワッチャ!(え

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ、ゼロ様~!」
レインは視界の中にゼロを見つけると駆け寄っていった。
「レイン、何かあったのか?近くにお前の姿は見当たらなかったが…」
「あ…すみません、ちょっと事故ってました…」
ゼロに頭を下げたレインは、隣にいたチラーミィに目を向けた。今はサングラスと包帯は外している。そしてこの時気づいたが、包帯をしていた左耳はくせ毛が目立っていた。
「えっと、やっぱりあなたは王子だったんで…」
「言わないでえぇっ!!!」
「んぐっ!!?」
レインはいきなり口をふさがれた。
「あっ…ごめんなさい、周りの目が気になるものでつい…。はい、確かに僕はこの国の王子プラチナです」
「マジで!!?」
「うわっ!!?」
急に物陰から飛び出してきたのは…
「あっ、さっきの!!」
「さ、サニーやめようよ~…」
必死でコットンが引っ張るが、サニーの勢いは止まらない。
「はじめまして王子様!!!あたし、サニーって言います!!で、こっちは友達のコットン!!」
「やめてぇ~」
「その辺にしておけ」
「んなっ!!?」
ゼロがサニーをつまみ上げた。
「はあ…助かった…」
一息つくプラチナ。思わぬ乱入者にレインは問いかけた。
「まさか君、僕の後をついてきてたの…?」
「うん、王子って聞こえたから!」
「…レイン…」
「すっ、すみません…!」
ゼロはサニーを地面に下ろした。
「…まあ無事王子も…」
「あの、あんまり王子王子言うのやめてもらえる?誰が聞いてるかわかりませんし…」
ゼロにそう言った後プラチナはサニーの方を睨んだ。
「あ…ごめんなさい王…ええと殿下、少しはしゃぎすぎました…」
「殿下も今はよしてくれないかな」
「…はい、すみません…」
サニーが深々と頭を下げるのを見届けた後、プラチナはゼロの方に視線を戻した。
「で、つまりその…僕は狙われてるんですか?」
「一応そういうことにはなるだろうな。念のため、しばらく俺達と行動してほしいんだが…」
「うーん、そしたら『トルネード』に護衛を頼むから大丈…あ、でも今はいないんだっけ…」
プラチナは考えていたが、しばらくして顔を上げた。
「わかりました…。まだ信用したわけではありませんが、とりあえずお願いします」
こうしてプラチナは一行についていくことになった。

 

 


「あっ、ゼロさん達!」
レムは遠くから歩いて来るゼロ一行を見つけた。
「無事見つかったんですね…あれ?その方々は?」
レムは一緒にいるサニーとコットンに気づいた。
「ああ、成り行きで知り合った奴らだ。…それで、ルリィは?」
「いえ、全然…」
「色々聞いて回ったんだけど…」
サラも心配そうな表情を見せる。
「仕方ない…もう少し探してみよう」
「あの、どなたかお探しですか?」
突然上空から声が聞こえた。見るとトゲキッスがサラ達の元へ舞い降りて来るところだった。
「ええ…そうですけど…」
「ピンク色のリボンをした、ポリゴンZではありませんでした?」
「!?そう、まさにその子!」
トゲキッスは地上に降り立つと続けた。
「やっぱり!ネルシア国ではポリゴンZは珍しいので、気になってたんです」
「その子、どこで見たの!?」
「高原の東のはずれにある『精霊の森』という不思議のダンジョンに入って行くのを見ました。簡単なダンジョンなので多分心配ないとは思いますが…」
「ダンジョン…」
サラはやはり心配だった。いくら簡単とはいえ不思議のダンジョンなのだから…
「わかった…どうもありがとう!」
「あの!」
「え…?」
不意にトゲキッスに呼び止められた。
「どうか…くれぐれもお気をつけて」
「あ…はい」
「皆さん、精霊の森はこっちです!」
そしてサラ達はプラチナの案内で走り出した。
(気をつけて…か)
何かがサラの中でひっかかったが、今はルリィを見つけることだけを考え、走っていった。

 

 

To Be Continued…