うり×ポリ日記(仮)

うりくらげの新しいブログ

小説版「ポケダン“ブロッサム”」20話

なんとなくポロさん描いてみた~

※色わからんので線画だけ

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…うん、スランプだ。

tkポロさん資料少な…いわけじゃないんだけど、色々描きにくい((

 

 

H/K

今朝のポケスマェ…

以前からツイッターでミュウツーFCの可能性は噂されてたが、まさかガチだったとは…

 

 

 

 

コメ返

>アクリロ

mjk

電脳戦士団入った直後に何を抜かすかな~…?(^ω^#)

せっかくポロさん描いてやったのにくそう((

そんなこと言うんだったらポロさんはいただいてくぞ!!(は

 

suica

では頼みやす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本編フワッチャポリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなた方…誰ですか?」

一同の前に舞い降りたのは、1人のウルガモスだった。額には白っぽい三日月の模様がある。
「えっと…ボク達は探検隊だよ」
「たんけんたい…って、何ですか?」
「えっ!?」
説明に困っているルリィに、サラが代わりに話した。
「未開の地を探索したり、ダンジョンで困っているポケモンを助けたり、お尋ね者を捕まえたりする仕事よ」
「だんじょん…って何ですか?」
「えっ…『不思議のダンジョン』って言って、入るたびに地形が変わる場所のことだけど…知らないの?」
ウルガモスは何か考え込んでいるようだったが、しばらくして言った。

「すみません…何も思い出せないんです」

「!!?」
一同は驚き、動揺した。
「そ、それじゃあ…あなたがどうしてここにいるのかもわからないの!?『星の帝国』のこととか、何も知らない!?」
「…ごめんなさい、何が何だか…」
サラの質問に答えられず、申し訳なさそうに縮こまるウルガモス。だがその後、探検隊一行の方を見て言った。
「あ、あの…それより、何か食べられるものはありませんか?ずっと何も食べてないのでお腹すいちゃって…」
「ごめんなさい、今は持ってないの…。そうだ、色々聞きたいことがあるから一度ギルドに来てくれる?そこなら食べ物もいくらかあるわ」
食べるものがあると聞き、ウルガモスはうなずいた。
こうして一行は、更なる謎を追うべく帰路についたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…と、いうわけです」
ギルドに着いたサラは、ムードの部屋で探検の結果を報告していた。側にはルリィとウルガモスもいたが、「ブロッサム」や「クレセント」の他のメンバーは部屋の外で待機していた。
「台座の周辺には、こんなものが散らばっていました。心当たりはありませんか?」
「…いや、検討もつかないな…」
サラが拾ってきた結晶をムードは手にとって眺めていた。
「だが話はよくわかった。なるほど、そこから推測するにそのウルガモスが伝説の女王のだと考えるのが妥当だろうが…」
ムードはため息をつきつつ隣に目線を移す。
「…こいつが女王とはとても思えないな…」
ウルガモスは目の前の食料にものすごい勢いで食らいついていた。その様子には品の欠片も無い。
「おい、お前本当に何も思い出せないのか?」
「はひ、へあはえはははほへやひ…」
「口に物を入れたまましゃべるな」
ムードに注意され、ウルガモスは急いで残りの分も平らげた。
「ふうっ、ごちそうさまです!ありがとうございました!」
「いや、これで足りたなら何よりだが…本当に何も思い出せないんだな?」
「ええ、それはさっきも言った通り目が覚めたらあの部屋に…」
「すまん、その辺はよく聞こえなかった」
ウルガモスは肩を落とすと、また何か考え込んでいた。彼女なりに頑張って思い出そうとしているのだろう。
「ねえ、そう言えば名前もまだ聞いてないよね?」
ルリィが話しかける。
「あ…名前…」
「もしかして、名前も思い出せないとか?」
サラの言葉にウルガモスは頭を捻っていたが、やがて意味のわからないことを言った。
「確か…『フレア』と言うそうです」
「『言うそうです』って、あなたの名前じゃないの?」
「いえ、確かに私の名前だと思うんですけど…あれ?」
ウルガモスがまた首を傾げる。
「そう言えば誰に聞いたんでしたっけ?」
「ボク達が知るわけ無いじゃん…」
「まあとにかく名前が無いと呼びにくいし、しばらくはその名で呼ばせてもらうぞ。…それでフレア、これからどうするつもりだ」
ムードの問いにウルガモス――フレアは困惑した顔を見せた。
「そう言われても…何も思い出せないのでどうすればいいか…」
「なら記憶が戻るまでここで修行するってのはどうだ。探検隊になって色々なものを見て回れば、直記憶も戻るだろう」
「!? 本当ですか!?」
「まあ、確証は無いが何もしないよりは…」
「ありがとうございます!!一生懸命頑張ります!!!」
ムードが話している途中なのを遮り、フレアは頭を下げた。
「…ふう、まあ良いか。じゃあルリィ、フレアはお前のチームで面倒を見てやれ」
「えっ…ボクが!!?」
「ああ、フレアを見つけたのはお前だからな。しかしすごいじゃないか!そこまでの実力者とは思わなかったぞ!」
「い、いや…」
「本当、悔しいけど今回はルリィのお手柄ね。まあ扉を開けられた理由はこれから調査するけど…」
「つーわけだ。フレアを頼んだぞ」
「よろしくお願いします!」
「…う、うん…」
こうしてルリィは、何も言えないままフレアを任されることとなった。

フレアに隠された、恐るべき力も知らずに…

 

 

To Be Continued…