うり×ポリ日記(仮)

うりくらげの新しいブログ

小説版「ポケダン“ブロッサム”」2話

いきなりですが、番外編の小説もここに載せて良いでしょうかね?てか、載せたいと思います。

あとネタバレの方は…うごだけにしますかね。こっちでは普通に続けるわけですし。

 

ではコメ返

 

>クロカギ

うん、懐かしいね。小説の方はちょっと展開の違うとこがあるから第1話からにしてみたけど、先にうごの続き辺りを載せた方が良かろうか…

ってか、そこの順序違ったっけ…?

 

>アクリロ

了解~。では普通に載せてくぜ。

 

>マロ

そういうわけか。

Pixivがひらがな変換されたんですねわかりますw

 

>みずいろさん

字なら絵より労力使いませんしね、色々描写追加させていただいてます((

どうぞどうぞ、よろこんで御アクセスください!

多分うごでブロッサムネタバレしてからは、Quarterもこちらをメインに連載すると思うので。元々小説ですしね。

 

 

では本編どうぞ!

 

 

 

 

 

「探検隊やりたいって…何でまた急に?」
「だって、楽しそうじゃん!」
「……」
サラの何とも言えない視線に、ルリィはいつもの笑顔で答えた。
「そ、そうなんですか…。でも、新設ギルドのオープンまではしばらくかかりそうですが…」
「だから、今すぐバーバラス大陸のネイチャーギルドに登録に行くの!」
「ええっ!!?」
このルチール王国を含めたアレクエス大陸には、現在探検隊などの組織のギルドは存在しない。かつては各地にあったのだが、これまでの歴史的事情などから廃止されていた。
そんな探検隊ギルドが最近、長い時を経て再びこの大陸に建設されようとしていたところだった。
「いや、でもわざわざそんな遠い所まで行くというのは…」
「とにかく行きたい!!今すぐ行きたいの!!」
「ですが…」
「別にいいじゃない、レム」
「えぇっ!!?」
サラは思わぬ発言をした。
「ただ、皆にも事情を話しておかないとね。チームを組む気なら、他にも何人か誘う必要があるし」
そう普通に話すサラに、レムは若干戸惑っていた。
「で、でも姉さん…いいの?新設ギルドのこととか…」
「その辺はちゃんと話をつけておくわ。それに、ムード親方様ともずっと連絡してなかったし、たまにはいいでしょ?」
サラはそう言って微笑み、2匹に目を向けた。
「さあ、早いとこ支度しましょう!準備でき次第出発するわよ!」
そう言うサラの目は、いつにも増して輝いていた。

 


「で、行くことになったのか」
夜。トレジャーバッグの中身を整理するサラの隣で、1人のポリゴン2がその様子を見ていた。
「そういうことなの。リリーも来る?」
「何言ってんだ。サラが行くなら俺も行くに決まってんだろ?」
それを聞き、サラは安心したように笑う。
「そう、よかった!」
サラの笑顔につられてリリーも笑みをこぼした。
彼はリリー・フェリーム。ルリィと同じ研究所の出身で、以前はルリィと恋仲だったが彼女の心変わりにより破局。その後サラと付き合うことになり、今はメシオル家に間借りしていた。
あと、名前が♀っぽいのは本人も気にしていることなので言ってはいけない。
「リリーは支度とか大丈夫なの?」
「ああ、まあ…特に必要な物は無いし、大丈夫だろ。そう言やルリィは誰か連れてくのか?」
リリーは何となく気になったことを聞いた。
「確か、ゼロとレインが一緒に行くらしいわ。あと、途中のネルシア国で合流予定のポケモンもいるみたい」
「ああ、やっぱ向こうでもあんな奴らと顔を合わせることになるのか…」
「別に良いじゃない、にぎやかで。知り合いが全くいないよりはマシでしょ?」

「んー、それもそうだけどな…」

「まあわからなくはないけどね、その気持ち。…さて!」
サラはバッグに大体の必要な物を詰め終わった。
「ああ~、久々の探検!楽しみだわ~…!」
「サラは本当に探検が好きなんだな」
「ええ!」
そんなサラを見ているうちに、リリーも探検活動が楽しみになってきた。
「じゃ、今日はもう寝よう。体力もつけといた方がいいだろうし」
「そうね。じゃあおやすみ、リリー!」
遠い世界に思いを馳せるサラ達。だが彼らはまだ、この先に待ち受ける日々を知らない…

 


To Be Continued…