Connect ２

「ってか…あれ？」
私は今更重要なことに気付いた。
「プテラがしゃべってる…？」
「今頃気づいたか」
相手もやや呆れていた。
「まあ俺は普通に人間と会話できるが、もしかしたらお前も変身できるようになった影響でポケモンの言葉がわかるようになったかもな」
そこで私はイブの方を見た。やはり驚きを隠せないようだ。
「シェ、シェリー！？どうしたの、その体…」
やはり今ではポケモンの言葉がわかるようだ。
「私にもよくわかんないけど、変身できるようになったみたい…」
「ねえ、ポリー達は…？」
そうだ、他の皆はどこに…？
私はプテラの方に向き直った。
「イブを放して！それと、ポリー達はどこ！？」
「ああ、あのポリゴンZか…。少しこっちの方で調べさせてもらっている。安心しろ、別に危害は加えない」
「今すぐに返して！」
「それはできない」
胸が煮え立つような思いでプテラを見ていた私は、本当に体の中で何か煮え立つ感覚があるのに気付いた。
（そうだ、今の私はブースターなんだ。そしてさっきのもらい火で炎技が強化された…）
私は覚悟を決め、プテラをにらみつける。
（思い出せ、イブが技を使っていた時の、あの感じを…！）
そして全身に力を込め、私はプテラめがけて走りだした。
「ニトロチャージ！！」
そのまま炎をまとった私は、プテラにぶつかっていった…

To　Be　Continued…